必殺仕事人シリーズ劇場版第4弾『必殺4 恨みはらします』。
1987年6月に「必殺シリーズ」テレビ放映15周年記念として公開された展開やゲストがたいへん印象に残る作品ですね。
前作とは違う意味で衝撃的!そして、ド派手なアクションシーンに定評あり!?
今回は、劇場版第4弾『必殺4 恨みはらします』の基本情報をはじめ、直近の放映スケジュールやゲストについてまとめていきます。
直近の放映スケジュール
2025年6月時点での放映スケジュールを確認しておきます。
劇場版『必殺! III 裏か表か』は、BS松竹東急(ch260)にて2025年6月26日(木)20時より放映開始となります。
BS松竹東急の劇場版「必殺シリーズ」全6作品(+テレビスペシャル2作品)一挙放映企画の第4弾ですね。
なお、BS松竹東急(ch260)は、BSデジタル放送が視聴(受信)できる環境にあれば無料で視聴するコトが可能です。
銃は剣よりも強し!
個人的に衝撃を受けた部分でしたが、調べて納得。
物語終盤、本作の見せ場の一つでもある主水と奥田右京亮(真田広之さん)の対決の意外な結末。
お玉が単筒でスドン!?
のシーンは『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の劇中で、インディがアラブ人剣士(テリー・リチャーズ)をあっさり拳銃で仕留めるシーンが元ネタになっているんだとか。
ハリソン・フォードの体調不良から生まれたシーンでもありますね。
初見時、まさか単筒による援護が勝敗の決め手になるとは想像もしていませんでした。順之助&お玉コンビが頼もしい。
衝撃というと、若かりし頃の真田広之さんが美形過ぎる辺りもでした。現在の渋い路線からは想像出来ない。
アクションに定評?
上記の主水と右京亮(真田広之さん)の対決やゲスト仕事人・文七(千葉真一さん)と奥田一派・九蔵(蟹江敬三さん)の対決など。
本作は、豪華キャストに加えてキレのある殺陣・アクションにも定評があります。
このアクションに貢献しているのが、千葉真一さん創設の会社「旧JAC(ジャパンアクションクラブ)」の面々による吹き替え(スタント)ですね。
※旧JACは、世界に通用するアクション俳優・スタントマンを育成するべく創設された会社。
物語終盤の立ち回りもほとんど「JAC」の吹き替えだとされています。とんでもない薙刀さばきを披露した真田広之さんが所属していた会社でもあります。
ゲスト情報!
本作の注目ポイント・重要どころとなるゲスト俳優さんについて見ていきます。
・わらべや文七:千葉真一さん
・おみつ:相楽晴子さん
・長次:岩戸隼人さん
・弁天:岸田今日子さん
・不動:阿波地大輔さん・奥田右京亮:真田広之さん
・九蔵:蟹江敬三さん
・神保主税:堤大二郎さん
・多羅尾新八:崎津隆介さん
・加賀爪久馬:井上誠吾さん
・乾小弥太:卯木浩二さん・おふく:倍賞千恵子さん
・杉江伊織:本田博太郎さん
・平野弥兵衛:室田日出男さんほか。
千葉真一さん、真田広之さん、倍賞千恵子さん、蟹江敬三さん辺りの存在感が凄い!
そして、愚連隊は「JAC」でほぼ構成されていますね。
岸田今日子さんは『御家人斬九郎』の麻佐女さまのイメージが強いです。良いキャラ。
と。
キャスト、アクション共に申し分ないコトは確かですが、一つ!!
主水を除く仕事人たちが終盤まで空気と化している辺りが少し解せないというか。ゲストを優遇して飲まれた感が否めない。
まとめ
・お玉の横槍(単筒)の元ネタは、レイダースのワンシーン。飛び道具は強し。
・JACの吹き替え多数で、アクションのレベルが高い!!
・豪華ゲストの見所満載!ただし、レギュラー仕事人の見せ場が少ない…
お玉が二丁単筒、順之助は再びロケランさながらの大筒で来るかと思いきや封印して炸裂弾?手榴弾?的な。どっちしても強い。
ハイレベルな殺陣・アクション、衝撃な展開と。
たいへん見応えのある作品ですが、本作に限らず特別要素がふんだんに取り入れられた劇場版やスペシャルは、テレビシリーズ本編を至高とするファンには合わないのかも?と思ったりも。
順之助は、玉助(梅津栄さん)とのお約束絡みで好きになった記憶。
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