必殺! III 裏か表かは仕事人らしさが皆無?リタイア続出?竜のその後は…

必殺仕事人シリーズ劇場版第3弾『必殺! III 裏か表か』。

1986年5月に公開されたドラマ『必殺仕事人V』のスピンオフ三部作の一つ『激闘編』の後日譚に位置する作品ですね。

劇場版過去二作品から一転して、終始重苦しい空気が漂うシリアスな内容の作品でもあります。

退場キャラも続出!今回は、そんな劇場版第3弾『必殺! III 裏か表か』の基本情報をはじめ、直近の放映スケジュールやゲストについてまとめていきます。

直近の放映スケジュール

2025年6月時点での放映スケジュールを確認しておきます。

劇場版『必殺! III 裏か表か』は、BS松竹東急(ch260)にて2025年6月25日(水)20時より放映開始となります。

BS松竹東急の劇場版「必殺シリーズ」全6作品(+テレビスペシャル2作品)一挙放映企画の第3弾なので、まだまだ続きます。

なお、BS松竹東急(ch260)は、BSデジタル放送が視聴(受信)できる環境にあれば無料で視聴するコトが可能です。

必殺シリーズらしさが無い?

は、やや言い過ぎな気もしますが、本作では「必殺シリーズ」の見せ場とも言える仕事人たちの必殺スキルによるワンキル皆無、なりふり構わない戦闘模様、またモヤッとする展開など。

緊張感は味わえますが、イマイチ「必殺シリーズ」の特徴に欠けると言いましょうか。

登場人物が仕事人の時代劇!

とも。ラストの死闘も含めて。

普段(ドラマ)と違う演出でファンを楽しませようとしたものの、そこが反対に仇になってしまったのでは?みたいな印象を覚えました。

ただ、本作を視聴すると如何に仕事人たちの必殺スキルが対イチ戦の暗殺に特化したものか、多人数戦に向いてないかが良く分かります。

ただ、評判は私が思っていた程悪くない模様。

竜、壱&参、退場!

ご存知のお人も少なくないと思いますが、本作では竜、壱&参が次々と退場するコトになります。

首ちょんぱで見せしめ役として退場が確定した参、そして、壱は大立ち回りの末に。竜は時間稼ぎをする囮役を買って呆気なく。ただし、絶命した描写はなし。

竜は扱いもですが、退場シーンも明確なものではなく曖昧となっててモヤッとする要素の一つとなっています。

ここに関わって来るのが、尺!!ですね。

本作は、元々約3時間に及ぶボリュームだったところ、劇場版の尺に合わせて編集(カット)が行われて2時間強ほどの作品になったというお話があります。

そして、編集で未公開となったシーンの中に竜の生死が明確となる部分も含まれていたんだとか?

※加代が後日、竜の亡骸を確認する。みたいな。

竜(京本さん)は『必殺仕事人Ⅴ・激闘編』の時点で降板が決まってたというお話がありますが、再出演する可能性も視野に入れて、編集で生死不明のままにしようとしたまである!

無いですかね?

結局、出演・登場するコトはありませんでしたが、竜の雑な退場もまた仕事人の最後のひとつだと私は納得するコトにしました。

あと、加代もスペシャルシリーズを除くと本作の出演がラストですね。

ゲスト情報!

続いて、本作を盛り上げるゲスト俳優さんの情報をチェックしていきます。

・おこう:松坂慶子さん
・清原英三郎:川谷拓三さん
・おゆみ:野坂クミさん
・枡屋仙右衛門:成田三樹夫さん
・彦松:岸部一徳さん
・加納平馬:織本順吉さん
・真砂屋徳次:伊武雅刀さん
・夢助:ビートきよしさん
・左楽:レツゴー正児さん
・梅市:佐川満男さん
・おさと:三沢あけみさん
・おしの:山田スミ子さん

ほか。

重要人物はおこう役の松坂慶子さんと真砂屋徳次役の伊武雅刀さんですね。

後者の真砂屋徳次役は元々、沢田研二さんが担当する予定だったようですが、悪役を演じるコトに抵抗があった為、変更して伊武さんが担当する形になったという経緯があります。

印象の(良し悪し)問題なのか、プライド的なものなのか。劇場版第1弾『必殺!THE HISSATSU』の庄兵衛役然り、この類のお話は当時結構あったのかしら?

まとめ

・『必殺仕事人Ⅴ・激闘編』ベースの必殺仕事人シリーズ劇場版第3弾『必殺!Ⅲ 裏か表か』は、シリアスな内容。雰囲気は良いものの仕事人らしさが(少)ない!!

・馴染みの仕事人が次々に退場!?竜の扱いが結構雑。

・ゲストが重要!?な作品。何ならゲストで完結?あと松坂慶子さんが美人。

編集されていなかったらもう少しキレイにまとまってたのかな?とも思う作品です。あと、せめて竜も壱くらいの立ち回りを見せて退場していたらって。

どちらにしてもスッキリはしませんが。

やはり「必殺シリーズ」は、頼み人が退場して、仕事人が集結・出陣、一人一殺して主水が帰宅してせんりつにイビられる流れが至高です。

主水と田中さまの絡みが多い回が好き。

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