釣りバカ日誌が全話一挙放映へ!スペシャルや江戸編も?魚は仕込み?

やまさき十三氏(原作)&北見けんいち氏(作画)による釣り漫画『釣りバカ日誌』を基にした実写映画『釣りバカ日誌』シリーズ。

シリーズ22作品すべての脚本を山田洋次氏が手掛けたことでも知られる作品ですね。

また、アニメ化、実写ドラマ化、パチンコ化と。マルチに展開されている知名度・人気ともに高いシリーズもあります。

今回は、そんな本作『釣りバカ日誌』の実写映画シリーズの放映情報や番外編、釣りシーン・魚の裏話?についてチェックしていきます。

一挙放映!

1988年12月〜2009年12月にかけて、ほぼ年一ペースで公開された実写映画シリーズ。

当たり外れはある。が、いま観ると面白い!

実写映画『釣りバカ日誌』シリーズは、BSテレ東にて2025年10月18日(土)よる6時30分より放映開始→毎週土曜の同時間帯(6時45分開始の場合もある)に放映されます。

本枠、BSテレ東の土曜6時30分枠は『男はつらいよ』か『釣りバカ日誌』シリーズのイメージです。

他局も含めて、アニメや実写ドラマよりも再放映される機会は多いハズ。特にアニメはレア?視聴したことがないので、いつか観てみたい。

と。お話が逸れましたが、いずれにしても実写映画『釣りバカ日誌』シリーズは、全22話=22週…半年弱の来年2026年3月中旬頃まで楽しめます。

スピンオフ?SP&江戸編

『釣りバカ日誌』シリーズ全22作品中、ナンバリングではなく、別タイトルが付いたのは2作品のみ。

・第7作目=釣りバカ日誌スペシャル

・第12作目=花のお江戸の釣りバカ日誌

元々『釣りバカ日誌スペシャル』は、佐々木課長を中心人物とした「番外編(スピンオフ的な)」という位置づけの作品として製作がはじまり、後に「スペシャル」として製作されることになったというお話があります。

ゲストの佐々木課長の娘・志野にまつわるお話が展開されるのも当初の名残なんですかね。

また、本作は栗山富夫監督→森﨑東監督(山田洋次監督の先輩)に変更された作品であったり、石田えり氏の演じるみち子さんが観られる最後の作品でもあります。

※栗山監督は、次回作『釣りバカ日誌7』で再登板して『花のお江戸の釣りバカ日誌』まで活躍します。

一方の『花のお江戸の釣りバカ日誌』は、お正月向けの映画として製作された為か、ハマスーの先祖が幕末の江戸を舞台に釣り×時代劇が繰り広げられる異色の作品となっています。

時代背景や衣装、配役など設定がいつもと異なってて新鮮です。物語序盤の刺客の刀を釣り竿で回収するシーンはたいへん印象的でした。笑

個人的にはどちらも好きな部類のシリーズでもあります。

魚は仕込み?

お察しの通り、釣れたシーン・魚は予め用意されたものですね。

基本的には仕込みですが、それでも苦労は多く、同じ魚を何匹も用意してカット毎(1カット毎に一匹)に付け替えながら撮影していたんだとか。

つまり、カットが多いほど魚もその分だけ必要になると。

中でも、北海道が舞台の『釣りバカ日誌20』のターゲット=イトウの確保はかなり大変だったみたいですね。それはそう。

※本隊より1ヶ月前に先遣隊を送り込み、同じ川で8本のイトウの確保に成功。網。

大体はこの流れですが、沖縄が舞台の『釣りバカ日誌11』では数本の釣り竿を出して、釣り師が掛けたところで釣り竿をパスする予定が、実際に西田敏行氏の持つ釣り竿にキハダが掛かるというミラクルが起こって、そのシーンはそのまま使用されています。

仕込み+ガチのヤツです。

ほか魚が泳いでいるシーンは水産業者の水槽トラックをお借りして撮影したり、釣り竿を振る特訓をしていたり。仕込みとはいえ、工夫を随所に凝らしてなるべく視聴者に違和感を与えず楽しめるように作り上げられています。

まとめ

・『釣りバカ日誌』シリーズは、BSテレ東にて2025年10月18日(土)より毎週土曜よる6時30分より(6時45分開始の場合もある)22週に亘って放映!!2026年3月中旬まで。

・スペシャル&江戸編は、ほかシリーズとは違う異色のシリーズ!江戸編、結構好き。

・魚は仕込み!ただし、苦労ありの例外もある。

ドラマ版も面白かったですが、やはり映画か!!

というより西田敏行氏&三國連太郎氏のコンビが強すぎる。あと、当時の風景や雰囲気がまた良いお味を出していると言いましょうか。私の年齢的にはやんわり懐かしさに浸れる程度ですが。

初期〜中期は特に好き。

17のゲスト=大泉洋氏とか寝釣り(水どう)始めるんじゃないかと心配になった記憶。笑