特攻野郎Aチームのリブート版や映画の続編の噂とは?第1話の小ネタも

1983年1月〜87年3月にかけて放映されたアクション海外ドラマ『特攻野郎Aチーム』。

エアーウルフ、ナイトライダー、フルハウス等と肩を並べた80年代を代表する不朽の名作ドラマですね。

お馴染みのテーマ曲と口上にはじまり、車の回転芸、即席お手製武器による危機からの打開、不殺によるお仕置き…毎回ほぼ同じパターンですが、そこも含めて好き。

2010年には、キャストを一新したリメイク映画『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』が公開されて、続編の噂なんかも立ちました。が…!?

今回は、そんな『特攻野郎Aチーム』の基本情報からテレビシリーズのリブートや映画の続編の噂など本作にまつわるお話をまとめて行きます。

基本情報!

先ずはドラマ版『特攻野郎Aチーム』の情報を確認しておきます。

『特攻野郎Aチーム』は、当時の海外ドラマとしては長すぎず短すぎすのシーズン5(全98話)で完結しています。

※話数はシーズン毎に異なるが、1クールか2クールのいずれか。一部フィルムの損傷によりテレビ(再)放送されない(出来ない?)エピソードもあります。

当初は、エンジェル(トリプルA)を含めた5人体制でチームとして機能していましたが、シーズン2途中以降はエンジェルの退場(転勤)をきっかけに女性メンバー枠が排除され、ターニャが協力者という形で登場しています。

なので、ストーリー自体はAチーム(ハンニバル、フェイス、モンキー、コング)+毎話のゲスト(ヒロイン)で進めて行くスタイルが基本ですね。

シーズン5ではフランキーやストックウェルといった新キャラを交えて、新体制・設定でスタートを切りますが、定着せぬまま幕を下ろすコトになります。

そもそもシーズン4の時点で、ハンニバル役のジョージ・ペパードとコング役のミスター・Tの関係が拗れてて陰りが見えていたというお話もあるので、空中分解する時はそう遠く無かったのかとも。

全体を通してみると、やはり前半シーズンが至高です。個人的に。

第1話目はキャストが違う?

といっても、フェイスマンだけですね。

第1話「アカプルコ救出大作戦(パイロット版)」のみフェイスマンは、ダーク・ベネディクトではなく、ティム・ダニガン(吹替:田中秀幸さん)が担当しています。

このフェイスのキャストが変更された流れの元を辿ると、スティーブン・J・キャネル(原案・製作指揮の一人)とNBCユニバーサル(放送局)による意見の相違からなんだとか。

元々、スティーブン・J・キャネルはダーク・ベネディクトを推していたものの、NBCユニバーサルが良しとせず、パイロット版にティム・ダニガンを起用します。

しかし、設定(年齢的に)や演技がイメージと異なった為か、テレビシリーズからは晴れてダーク・ベネディクトがフェイスマンとして本格的に始動します。

今だと考えられませんが、パイロット版でハマっていたらティム・ダニガン=フェイスマンとなっていた可能性もあったというコトですね。結果も変わっていたのかも?

TVシリーズのリブートと映画の続編の噂

2015年頃から噂されるテレビシリーズ『特攻野郎Aチーム』のリブート企画!

ですが、2025年現在も大きな動きは見られません。

ただ、製作総指揮にワイスピシリーズの脚本・プロデューサーのクリス・モーガンをはじめ、NCISシリーズやバーン・ノーティスなどのエピソード監督を努めたターニャ・マキアナンの参加、また野郎だけでなく女性キャストが登場するといった情報もあったり。

少しづつではありますが、進展は見られるので、ポシャる可能性は低いのかな?と。

※ターニャ・マキアナンは、オリジナル『特攻野郎Aチーム』の原案・製作指揮を担当するスティーブン・J・キャネルの娘さんでもあります。

映画『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』も早い段階から計画されていたものの難航して、最終的に10年半近く掛かって公開に至ったというお話があるので、リブートドラマも同じようなケースに陥っているのかもしれませんね。

オリジナル版の完成度が高いがゆえの悩みと言いましょうか。

そして、もう一つ。

映画の続編の噂についてですが、こちらは『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』の成績(興行収入)が世界的に伸び悩んだコトを理由に計画は中止となっています。

戦車で降下するシーンやポストクレジットで新旧フェイス&モンキーが対面するシーンは痺れました。

なお、テレビ放映ではエンディングがカットされる場合も。もったいない。

まとめ

・ドラマ『特攻野郎Aチーム』は、シーズ5(全98話)で完結。

・テレビシリーズのリブート企画は難航中?進展は見られる!映画の続編は、成績不振により中止!!

・パイロット版のみフェイス役をティム・ダニガンが担当。テレビシリーズではキャスト改め、ダーク・ベネディクトがフェイス役として始動。

毎度お約束の予定調和という感じですが、それもまたらしくて良い。US水戸黄門は良い例えです。

また、吹替を担当する声優さんがハマっているのもポイント高いところなんじゃあないかと。

吹替というと、円盤ではテレビ版でカットされた部分?が字幕で補完されていたり、また吹替に対応していない円盤もあるので、購入する際にはご注意を。

ハッタリかましてブラジャーからミサイルまで何でも揃えてみせるぜ。(無理です)

ホントにフェイスがハンサムでビビる。

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